園長コラム2023 01
はじめまして、みつる幼稚園で園長を務めている大島正也と申します。
平成30年4月に38歳で、みつる幼稚園の園長に就任しました。今回は、私が園長に就任時に今後のみつる幼稚園のかじ取りをするにあたり私自信の軸にしたことをお伝えします。
就任当初、今後数十年を見越した園経営の舵取りをしていく中で、いったい何を重視して改革をすすめるのか、50年続いてきた学園の何を踏襲していくのか、頭を悩ませました。自分自信の役割はなんなのか、自分にしかできないことはなにか、教員が同じ方向性をもって働くためにわかりやすい目的、目標は何かをつくろうと思ったことがスタートです。
そこで、当時3つの軸を決めました。
1 園児にとって楽しい幼稚園づくり
2 保護者に信頼される幼稚園づくり
3 教員が幸せに感じる幼稚園づくり
以上の3つが、私は軸としていくことを決めました。ありきたりでは? あたりまえでしょ? と思うかもしれませんが、特に私が重点を置いたのは3番です。
園長1人で200名以上の園児の保育は不可能です。園長1人で400名以上の保護者の対応を毎日することはできません。最も大切であり、最も大変な業務を毎日、毎日一生懸命に最前線で実行してくれているのは現場の先生達です。そして現場の先生が1、2達成してくれているからこそ、50年間続いた歴史であり、今も幼稚園は成立し、運営できています。
一方で私にできること、私にしかできないことは、きっと3を進めていくことと考えました。
昔からの踏襲が多く、変化すること、変化させることが難しい雰囲気のある業界です。きっと昭和の時代に確立した働き方は、その時代の教員には幸せだったと思います。しかし時代は変化しています。令和の時代にはたして50年前の働き方をそのまま当てはめていて、令和の教員は幸せなのだろうか?時代時代に合わせて、その時の園長が3を実現するために改革をしていくことがきっと必要です。そして3が実現できた時、その幼稚園の教員は今以上に1,2をより実行してくれると考えています。
幼稚園は先生があってこそです! 今後も3の軸を進め、結果1、2がさらに上のレベルになるように努力していきたいと考えています。
ご購読ありがとうございました。働き方の改革内容については次のコラム配信の機会がありましたら配信します。ご興味のある方は是非幼稚園に遊びに来て下さい。みつる幼稚園ホームページより見学案内の申込は可能です!
お待ちしています!